チャートパターン:Wトップ、Wボトム(直近高値、安値のブレークアウト)手法検証
Wトップ、Wボトム(直近高値、安値のブレークアウト)手法について検証しました。
使用するツール
水平線オブジェクト
フィボナッチリトレースメント
ZigZag(リペイントなし、周期12)
手法
【エントリー】直近高値・安値をWトップ、Wボトムのネックラインとみなし、高値・安値タッチでエントリー。
【チャート】 1H足
【リスクリワード】1:1
Longエントリー時
実チャートでのエントリー・損切・利確位置
①エントリー位置:直近高値
➁損切位置:直近安値
➂利確位置:フィボナッチリトレースメント200%の位置(フィボナッチリトレースメントは①と➁を結んだ位置)
Shortエントリー時
実チャートでのエントリー・損切・利確位置
①エントリー位置:直近安値
➁損切位置:直近高値
➂利確位置:フィボナッチリトレースメント200%の位置(フィボナッチリトレースメントは、①と➁を結んだ位置)
検証した日足チャート(EURJPY)
検証結果(EURJPY)
<注意>PFには、スプレッド、スワップが含まれていません。
まとめ
検証期間2年ではあるが、バルサラの破産確率(1回のトレードリスクを資金の2%)も破産確率0%の結果となり、利益が出る手法であった。
日足は強い上昇トレンド中であるが、Long勝率とShort勝率が共に50%以上あり、勝率の差に大きな違い。
手法上、当然の事ですが、トレンド相場に連勝が続き、レンジ相場で負け続けます。(下記を参照ください)
FXは、レンジ相場7割、トレンド相場3割と言われているため、相場時期によっては勝率30%の可能性もある。今回、非常に単純な手法での検証なので、EAにすることも可能だと思います。MQL勉強の題材としてEAを作成し、数十年のシミュレーション結果を見て、この手法の有効性について更に検証してみたいと思います。
バルサラの破産確率
検証結果例
(例1.)下降トレンド→レンジ→上昇
(例2.)上昇トレンド→レンジ形成→一旦上昇→レンジ形成→ヘッド&ショルダー否定の上昇