1月アノマリー分析(2024年)
1月の株式は、年末に税金対策として売りが出た場合、新年の期待感から新たな資金が流入し上昇することがあります。
1月最初の5日間が上昇した年は好調な1年になることが多いですが、1月に下落すると経済、政治、軍事面等で、その後問題が起きる前兆になる可能性もあります。
FXは、
クリスマス明けから新年度に向けて動き出す
ボクシングデーが明ける12月27日ぐらいから1月中旬にかけて投機的に攻めてくる場合があります。
正月明けの仕事始まりの時期には投機的な動きが市場を左右して値動きが乱高下相場になりやすい月です。
株価の1月過去成績
過去23年(2000年~2022年)の成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均、ダウジョーンズ共にマイナス成績です。
1月平均成績の年推移
日経平均とダウジョーンズは、ほぼ同じ値動きをしています。
過去23年で、月足の陽線足確率は、日経平均で43%、ダウジョーンズで43%となり、株価が下落するの季節性の傾向があります。日経平均は、一番悪い平均成績の月です。
FXの1月過去成績
過去の1月成績(始値~終値)は、以下となります。
1月平均成績の年推移
次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。
過去22年間では季節性アノマリーの傾向なさそうです。
2021年から円安USD高が2年続いています。
過去22年間ではEUR安USD高の季節性アノマリーの傾向があります。
近年では、2019年から4年連続陽線が続いています。
過去22年間では季節性アノマリーの傾向なさそうです。
過去22年間ではEUR安GBP高の季節性アノマリーの傾向があります。
近年では、2018年から5年連続陽線が続いています。
過去22年間で若干AUD安USD高の季節性アノマリーの傾向があります。
近年では、2020年から3年連続陽線が続いています。
過去22年間で若干USD高CAD安の季節性アノマリーの傾向があります。
近年では、2020年から3年連続陽線が続いています。
まとめ
株価:ダウジョーンズは年初来高値を更新し高値圏にあり、新年1週目の値動きから利確、様子見したほうが良さそうです。
FX:過去22年間ではEUR安の傾向があり、近年ではUSD高の傾向があります。