03月アノマリー分析(2024年)
3月の株式は、しばしば強気と弱気が戦う月です。大口投資家の利益確定売りが入ることが多いため、3月中旬頃に下げがちで、時には急落を見せます。 3月中旬を過ぎると4月以降の株高を期待した資金が回ってい来るため、3月中旬が底値になりやすく、 ”彼岸底”の格言もあります。
FXは、レパトリエーションで、円高圧力が強まってくる季節ですが、近年では円に戻さずドルのままにしておくためか円高の傾向 は見られません。
株価の3月過去成績
過去23年(2000年~2022年)の平均成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均、ダウジョーンズ共にプラス成績です。
3月平均成績の年推移
過去23年で、月足の陽線足確率は、日経平均で57%、ダウジョーンズで61%になり、3月は陽線で終える傾向があります。
FXの2月過去成績
過去の3月成績(始値~終値)は、以下となります。
3月平均成績の年推移
次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。
過去22年間では陽線確率56%で若干米ドル高傾向はあります。
最近では、円高、円安まちまちとなり、レパトリエーションで円に戻すことなく、ドルのままにしていることも考えられます、
過去22年間では陽線確率50%で季節性の傾向はありません。
過去22年間では陽線確率41%で若干USD高の季節性の傾向があります。
過去22年間では陽線確率52%で季節性の傾向はありません。
陽線、陰線が交互になっています。
過去22年間では陽線確率48%で季節性の傾向はありません。
陽線、陰線が交互になっています。
過去22年間で若干USD安CAD高の季節性アノマリーの傾向があります。
近年では、2017年からUSD高の傾向が続いています。
まとめ
株価:3月20日あたりまで状況を見て買いを判断したほうが良さそうです
FX:過去22年間では各通貨ペアーまちまちの結果となり季節性の傾向はなさそうです。