05月アノマリー分析(2024年)
5月の株式は、日本株、米国株共に厳しい月になります。日本はゴールデンウィークで市場の出来高が少なくなることが多く、米国では「Sell in May」の格言があるように、株価が下落することが多い月です。
FXは、ゴールデンウィークの薄い商いで荒れることがあるためポジションは解消しておくことが安全です。
5月中旬以降は、どういったテーマによって、どのようなポジションが積み上がったのかを推測し、6月に向けてのトレンド転換にうまく乗れば大きな利益が取れることも可能な月です。
株価の5月過去成績
過去24年(2000年~2023年)の平均成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均、ダウジョーンズ共にマイナス成績です。
5月平均成績の年推移
日経平均とダウジョーンズは、ほぼ同じ値動きをしてが、日経平均は値動き幅が大きいです。
過去24年で、月足の陽線足確率は、日経平均で61%、ダウジョーンズで57%になります。
FXの5月過去成績
過去の5月成績(始値~終値)は、以下となります。
5月の年毎の月足推移
次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。
過去22年間では陽線確率48%で季節性の傾向はありせん。
直近でも、まちまちの結果となります。
過去22年間では陽線確率48%での傾向はありません。
直近でも、まちまちの結果となります
過去22年間では陽線確率28%でUSD高の季節性の傾向があります。
2010年からUSD高の傾向になっています。直近では、2年前、3年前はGBP高になっていますが、昨年度は季節性の傾向に戻りました。
過去22年間では陽線確率43%で季節性の傾向はありません。
直近でも、まちまちの結果となります。
過去22年間では陽線確率43%で季節性の傾向はありません。
直近でも、まちまちの結果となります。
過去22年間では陽線確率41%で季節性の傾向はありません。
直近でも、まちまちの結果となります。
まとめ
株価:日経平均、ダウジョーンズ共に24年の平均ではマイナス成績で、現状、高値圏に位置するため、難しい相場になることが想定されます。
FX:過去22年間では、GBPUSDのみがUSD高になる季節性がありそうです。