06月アノマリー分析(2024年)
6月の株式は、米国株の上半期の終わりにあたり、企業業績や株式市場のトレンドが確認されるため、株価の変動が大きくなることがあります。
日本株も米国の影響を受けることが多いです。
FXは、6月末が、欧米金融機関の中間決算の締め日となり、
5月後半ぐらいから6月中旬にかけてキャリーしてきたポジションを利確する動きが出てトレンド転換することもあります。
株価の6月過去成績
過去24年(2000年~2023年)の平均成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均はプラス、ダウジョーンズはマイナス成績です。
6月平均成績の年推移
日経平均とダウジョーンズは、ほぼ同じ値動きをしています。
過去24年で、月足の陽線足確率は、日経平均で63%、ダウジョーンズで50%になります。
FXの6月過去成績
過去の6月成績(始値~終値)は、以下となります。
6月の年毎の月足推移
次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。
過去22年間では陽線確率56%で若干USD高になっています。
直近では、4年連続USD高になっています。
過去22年間では陽線確率50%での傾向はありません。
直近でも、まちまちの結果となります
過去22年間では陽線確率66%でGBP高の季節性の傾向があります。
直近、8年前ではまちまちの結果となり、季節性の傾向はなくなっています。
過去22年間では陽線確率62%でEUR高の季節性の傾向はあります。
直近でも、EU高の傾向になっています。
過去22年間では陽線確率62%でAUD高の季節性の傾向はあります。
直近6年では、まちまちの結果となっています。。
過去22年間では陽線確率41%で若干CAD高の季節性の傾向はあります。
直近では、まちまちの結果になっています。
まとめ
株価:日経平均、ダウジョーンズ共に24年の平均ではプラス成績です。まだ高値圏に位置するため、買いには難しい相場になることが想定されます。
FX:過去22年間では、USD安、円安になる季節性がありそうです。