08月アノマリー分析(2024年)

8月の株式は、日本株は市場閑散期に出来高が縮小し、株価が軟調になりやすいです。
米国株はサマーラリー(独立記念日からレーバーデー)がありますが、取引量が低下し軟調になることもあります。

FXは、8月後半から9月以降を睨んだ仕掛け的な動きが出ることもあります。
日本では8月初めから15日すぎぐらいに、レパトリエーションによる円高、ドル安の資金フローが出ることもあります。

株価の8月過去成績

過去24年(2000年~2023年)の平均成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均、ダウジョーンズ共にマイナス成績です。

8月平均成績の年推移

過去24年で、月足の陽線足確率は、日経平均で42%、ダウジョーンズで54%になります。

FXの8月過去成績

過去の8月成績(始値~終値)は、以下となります。

8月の年毎の月足推移

次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。

過去22年間では陽線確率36%でUSD高になる季節性の傾向があります。

過去10年では60%の確率でUSD高、直近では4年連続USD高になっています。

過去22年間では陽線確率46%で季節性の傾向はありません。

過去10年では70%の確率でUSD高。直近では、3年連続USD高になっています。

過去22年間では陽線確率31%でUSD高になる季節性の傾向があります。

過去10年では80%の確率でUSD高。直近では、3年連続USD高になっています。

過去22年間では陽線確率62%で若干EUR高の季節性の傾向はあります。

過去10年では60%の確率でEUR高。直近では、まちまちな結果になっています。

過去22年間では陽線確率24%でAUD安の季節性の傾向があります。

過去10年では80%の確率でAUD安。直近では、3年連続AUD安になっています。

過去22年間では陽線確率59%で季節性の傾向はありせん。

過去10年では80%の確率でCAD安。直近では、3年連続CAD安になっています。

まとめ

株価:日経平均、ダウジョーンズ共に軟調になりやすい季節です。買いは難しい相場になる月になることが想定されます。

FX:USD高の傾向があります。

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