07月アノマリー分析(2024年)

7月の株式は、日本株は市場が閑散期となり出来高が縮小し株価が軟調になりやすいです。一方、米国株はサマーラリーが始まります。
過去、7月から9月には大きな危機が発生しました。
具体的には、ニクソン・ショック(1971年8月)、欧州通貨危機(1992年9月)、アジア通貨危機(1997年7月)、ロシア危機(1998年8月)、同時多発テロ(2001年9月)、パリバ・ショック(2007年8月)、リーマン・ショック(2008年9月)、チャイナ・ショック(2015年8月)などが挙げられます。

FXは、7月4日インデペンスデーのあたりから夏季休暇入りを意識したポジション解消の動きが進むことがあります。

株価の7月過去成績

過去24年(2000年~2023年)の平均成績(始値~終値)は、以下となり、日経平均はマイナス、ダウジョーンズはプラス成績です。

7月平均成績の年推移

過去24年で、月足の陽線足確率は、日経平均で42%、ダウジョーンズで67%になります。

FXの7月過去成績

過去の7月成績(始値~終値)は、以下となります。

7月の年毎の月足推移

次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。

過去22年間では陽線確率52%で季節性の傾向はありません。

過去10年では60%の確率で円高、直近では4年連続円高になっています。

過去22年間では陽線確率54%で季節性の傾向はありません。

過去10年では60%の確率でEUR高。直近では、まちまちの結果となります

過去22年間では陽線確率55%で季節性の傾向はありません。

直近では4年連続GBP高になっています。

過去22年間では陽線確率43%で若干GBP高の季節性の傾向はあります。

直近では、4年連続GBP高になっています。

過去22年間では陽線確率57%で若干AUD高の季節性の傾向はあります。

過去10年では70%の確率でAUD高。直近では、まちまちの結果となります

過去22年間では陽線確率50%で季節性の傾向はありせん。

直近では、まちまちの結果になっています。

まとめ

株価:日経平均は軟調になりやすい季節です。一方、米国株はサマーラリーが始まります。日経平均、米国株共に高値圏に位置するため、買いは難しい相場になることが想定されます。

FX:直近の4年ではUSD安になる季節性がありそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です