9月アノマリー分析(2023年)

株価は、1年を通して最悪の月と言われています。
FXは、米国のレイバーデー(9月1週月曜日)を明けると下期のトレーディングシーズンが始まります。
近年の状況を踏まえたアノマリー状況について分析してみます。

株価の9月成績

過去23年(2000年~2022年)の9月の成績(始値~終値)は、以下となり、平均では僅かながら日経平均、ダウジョーンズ共にマイナス成績です。

9月平均成績の年推移

9月平均成績の日経平均とダウジョーンズは、ほぼ同じ動きをしています。
過去23年で、月足の陽線足は、日経平均で48%、ダウジョーンズで43%になり季節性の方向性はありません。
米国株はサマーラリーが終わり、高値圏から軟調になりやすい。また、9月は欧州通貨危機(1992年9月)、
同時多発テロ(2001年9月)、リーマンショック(2008年9月)といった大きなショックがあったことから1年を通して最悪の月の成績になったと思われます。

FXの9月成績

過去約20年の9月の成績(始値~終値)は、以下となります。

9月平均成績の年推移

次に通貨ペア毎の年推移を確認してみます。

2007~2016年年は、円高USD安の傾向がありました。

2017年以降は、USD高円安の傾向があります。

季節性の特徴はありませんが、2019年以降はEUR安USD高が続いています。

季節性の特徴はありません。

2020年からUSD高GBP安3年続いています。

季節性の特徴はありません。

2020年からEUR高GBP安が3年続いています。

季節性の特徴はありません。

2020年からはUSD高AUD安が3年続いています。

季節性の特徴はありません。

2020年からはUSD高AUD安が3年続いています。

まとめ

株価:季節性の傾向はありません。現在、サマーラリーで高値圏にあり、9月は大きなショックが発生したことからShort狙いが良さそうです。

FX:季節性の傾向はありません。2020年からUSD高の傾向が続いています。

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